2019年秋に放送開始したアニメ、慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~第2話「新米女神には荷が重すぎる」の内容や感想を語ります。
「またいつもの異世界で俺TUEEEか~」と思いがちですが、異世界転生に飽きてきている人も試しに見てほしい深夜アニメです。
第2話はシリアス寄りでした。
1話ラストに出てきた四天王ケオス・マキナとの戦闘がメイン。
主人公・聖哉の意外な事実も発覚したりと、いろいろと情報量の多い回です。










原作の小説は読んでいないので、原作を知らない視点での感想になります。
当サイトの慎重勇者に関連する記事は「慎重勇者の関連記事」から確認できます。
慎重勇者 第2話のザックリ内容まとめ
最初に第2話「新米女神には荷が重すぎる」はどんなストーリーだったのか箇条書きでまとめました。
- 四天王ケオス・マキナから逃げるため、聖哉とリスタルテは神界に移動
- 聖哉は神界でトレーニングを積む
- リスタルテが水晶で様子を見ようとすると、ケオス・マキナが映る
ケオス・マキナは勇者達が現れないのならエドナの町を滅ぼすと宣言 - リスタルテはエドナの町に戻ろうとするが、聖哉は準備が整っていないと拒否
リスタルテは聖哉に失望するが、聖哉の考えを知る - ケオス・マキナは想像を超す強さだったが、聖哉がそれを上回り撃退
- 実は聖哉はスキル「フェイク」を使い、ずっとステータスを偽装していた
- 聖哉は修行をしに神界へ向かう
ギャグ10割だった第1話でしたが、第2話はギャグ2:シリアス8といった感じでした。
筆者はこの感想を書いている段階では第4話まで視聴済みなのですが、この作品は思ったよりシリアスです。


画像の出典元:(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会
第2話
↑ 水晶に映ったケオス・マキナと村人
主人公の聖哉の考え方が少し見えてきた回でした。
完全に外道というわけでもなく、一応勇者として世界を救うつもりはあるようなので安心しました。
慎重勇者 第2話の感想・考察
ここからは筆者が気になったところの感想や考察を語っていきます。
アリアドアの水晶は異世界を覗き見れる


画像の出典元:(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会
第2話
↑ 水晶を使うリスタルテ
神界でトレーニングに明け暮れる聖哉にしびれを切らしたリスタルテは、アリアから借りた水晶に「差し迫る危険を映し出せ」と念じます。
アリアは第1話で出てきたリスタルテの大先輩女神アリアドアです。
アリアドアは「封印の女神」ですが、千里眼に近い能力も持っていのかもしれません。









もしくはアリアドアの能力というよりは、水晶が特別なアイテムでそういう力があるのかもしれませんね。
神界と異世界の時間は100倍の差がある
統一神界は時が止まっているのではなく、ゆるやかに異世界の時間も進んでいます。
まさに時と精神の部屋。
リスタによると「ゲアブランデの10分は神界での16時間」とのことでした。
だとしたら水晶でケオス・マキナが話すのも100分の1の遅さになりそうなものですが‥‥。
水晶で統一神界からゲアブランデを見ているのですから。
さすがに聞き取れないので水晶がいい感じに調整してくれているのでしょうか?









聖哉は冷血? それとも‥‥?
ケオス・マキナが村人を一人ひとり処刑する場面を目撃したリスタルテは、今すぐにでもゲアブランデに戻ろうとします。
しかし聖哉は準備ができていないと拒否。
リスタルテと聖哉はケンカになります。


画像の出典元:(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会
第2話
↑ リスタルテは意外と人情に厚い
村人が処刑されている中、準備ができていないからと助けに行かない言い張る聖哉は冷血にも見えます。
臆病者にも見えますね。
しかし、準備ができていない不完全の状態でケオス・マキナに挑むのは得策なのか?
勇者が死ねば今処刑されている人たちより大量の犠牲がでることでしょう。
第1話によると「召喚できるのは世界1つにつき勇者1人のみ」。
もうゲアブランデに勇者は召喚できません。
そう考えると、聖哉はかなりシビアに現実を見ているとも言えます。
村人数人が犠牲になっても、大きな犠牲を回避する。
「俺が死んだら、町が滅び、やがてあの世界そのものが滅ぶ」
「だから俺は死ぬわけにはいかない。」
と言う聖哉にはシビれました。
聖哉自身の感情が見えないので不安でしたが、どうやら勇者として世界を救うこと自体を拒否しているわけではないようです。








四天王ケオス・マキナの本気
聖哉との戦闘開始後、聖哉のステータスをみてケオス・マキナは本気を出します。
第二形態のような姿になり、ステータスが跳ね上がりました。


画像の出典元:(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会
第2話
↑ 筋肉もりもりのマッチョに
「戦闘の達人はね‥‥常に奥の手を隠してるものなのよ!」
とのことなので、他の四天王も第二形態や奥の手を持っているかもしれません。

















そのあと「教えてあげる。本物の戦闘の達人は、奥の手にさらにもう一つの手を隠し持っているということを‥‥。」とも言っています。
奥の手の奥の手こそが本命でした。
特技デモニック・カースト


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第2話
↑ 元の面影なし
四天王ケオス・マキナの奥の手の奥の手「デモニック・カースト」を使い、ケオス・マキナから名前がグレイター・デーモンに変わり、ステータスが跳ね上がりました。
難度Dクラスの魔王を超す強さに。
そこらへんの魔王より強い存在になってしまいました。









敵もかなり慎重
勇者に対し油断せずに全力で潰しにかかる、奥の手を念入りに用意するなど、聖哉ほどではないにしろ四天王もかなり用心深い!
圧倒的な戦力差があっても油断しません。








元ネタは「デウス・エクス・マキナ」?
四天王ケオス・マキナ‥‥ケオスはカオス(混沌)、マキナ(機械)です。
筆者はこのケオス・マキナという名前に既視感があったのですが、「デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)」に似ているなと思いました。
デウス・エクス・マキナとは、演出技法の一つです。
超ザックリいうと、収集が付かなくなった物語に急に絶対的な神が登場、物語を強引に終わらせる演出です。
いわゆるご都合主義に近いです。
夢落ちもデウス・エクス・マキナの一つとされています。
最初の町に異常な強さの四天王ケオス・マキナが出てきたのは予想外の出来事。
聖哉でなければここでゲームオーバー、物語は終わっていたでしょう。
そういった意味ではデウス・エクス・マキナという演出を勇者がひっくり返した、と言えるのかもしれません。









聖哉のスキル「フェイク」でステータス偽装
四天王ケオス・マキナの本気の一撃を聖哉は難なく受け止めます。
聖哉の見えているステータスでは絶対に受け止められないはず‥‥と思ったリスタルテは思いつきます。
もしや聖哉はフェイクのスキルでステータスを偽装しているのでは? ‥‥と。
リスタルテの予感はあたり、聖哉はいつの間にかゲットしていたスキル「フェイク」で本当のステータスを隠していました。


画像の出典元:(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会
第2話
↑ 逆転裁判のサイコ・ロックを思い出す見た目


ここで思い出だしたのが第1話でスライムを倒したときの会話。
第1話 スライム討伐後のリスタルテと聖哉の会話
「聖哉! あなたも能力透視のスキルは持ってるわよね!? スライムのステータスは見なかったの?」
「一応見た。攻撃力も防御力も一桁だったな。」
「だったらここまでしなくていいでしょうが!」
「目に見える情報だけがすべてとは限るまい。」
「いや‥‥もっと自分のスキルを信じようよ。」









聖哉の本当のステータス
LV | 37 |
HP | 51886 |
MP | 8987 |
攻撃力 | 11005 |
防御力 | 10369 |
素早さ | 9874 |
魔力 | 4787 |
耐性 | 火・氷・風・水・雷・土・毒・麻痺・眠り・呪い・即死・状態異常 |
特殊スキル | 火炎魔法(Lv:MAX) 爆炎魔法(Lv:5) 魔法剣(Lv:7) 獲得経験値増加(Lv:6) 能力透視(Lv:8) 偽装(Lv:20) 飛翔(Lv:8) |
特技 | アトミック・スプリットスラッシュ ヘルズ・ファイア マキシマム・インフェルノ ウィンド・ブレイド フェニックス・ドライブ |
性格 | ありえないくらい慎重 |

















次の町に行く前に神界へ
やっと最初の町・エドナの町を後にした勇者一行。
次の町に行くかと思ったら、どうやら神界に修行しに戻るようです。


画像の出典元:(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会
第2話
↑ 神界に向かう聖哉とリスタルテ
「四天王の一人を倒したと知れば、敵はもっと強い者を差し向けてくるだろう」
と聖哉は言っていますが、一理あります。
あれだけ四天王ケオス・マキナが慎重で強かったのですから、可能性は高いです。
リスタルテが少し気になることを言っていました。
「創造の力は神界でしか使えないの。作ったものを持ち出すのも禁止よ。人間への過度な援助は、神の法に背くことになるから。」
神々の世界にも法があるようです。
この法を破ったらどうなるのか?
神界もゲアブランデと同じくらい重要そうなので、そのうち神の法についても出てくるかもしれませんね。
慎重勇者 第2話はどこで視聴できる?
テレビでは慎重勇者の第2話は放送済みなので、再放送を待つか動画配信サービスの利用をおすすめします。
動画配信サービスのおすすめは「dアニメストア」「Amazonプライム」「U-NEXT」の3つ。
どのサービスも初回は一ヶ月無料です。
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第1~3話まではAbemaビデオで見ることもできます。
ここで3話まで見てから今後視聴するか決めるのもオススメ。
4話以降は有料です。
Abemaビデオは月額960円なのでdアニメストアのほうが安いですよ。
慎重勇者 第2話 感想まとめ


画像の出典元:(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会
第2話
↑ リスタルテ渾身の顔芸
第2話は四天王ケオス・マキナとの戦闘、エドナの町を救って綺麗に終わりました。
最初の町が終わって次の町にいくのかと思いきや、再び神界に戻った聖哉たち。
神界でまた筋トレをするのでしょうか?
主人公の聖哉はかなり自分勝手ですが、聖哉なりの考えがあることが見えてきました。
実際のところ、聖哉くらい慎重にならなければこの回で即ゲームオーバーだったのは違いありません。
聖哉の刺々しい部分をリスタルテがフォローしているので、かなりテンポ良く見れました。
次回も楽しみです!








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