2019年の夏に放送開始した「彼方のアストラ」の全12話を見終わりました。
普段SFを見ない人にこそ勧めたい、とても見やすい深夜アニメです!
全12話できっちりと完結するのでとてもスッキリしました。
伏線回収や、架空の生物が好きな人にもオススメですよ。















原作漫画は読んでいないので、原作を知らない視点での感想になります。
この記事では、
- ネタバレなしの総評、面白いポイント・残念だったポイント、おすすめの人など
- ネタバレ満載の設定や感想など
- 2期の可能性は? 無料で全12話を視聴する方法など
を語っています。
伏線とは?
のちのストーリーに繋がる準備のこと。
例えば、お守りのペンダントを貰う(伏線を張る) → ペンダントが敵の攻撃を防いで命を守ってくれる(伏線回収)など。
彼方のアストラの総評 (ネタバレなし)
一言コメント
普段SFを見ない人も楽しめる、鮮やかな伏線回収が魅力


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
オープニング
ストーリー
登場人物
作画の安定度
総合評価
筆者はあまりSFを見ないのですが、彼方のアストラはとても面白かったです!
SF×少年マンガの雰囲気を持つ、あまりSFを見ない人でも楽しめる深夜アニメだと思います。
宇宙で遭難、登場人物の暗い過去など、重い設定が多いながらも暗くなりすぎないので見やすいです。
ざっくりとネタバレなしで彼方のアストラの良かったところ・残念だったところを語ります。
彼方のアストラのあらすじ
先に簡単に彼方のアストラがどんな物語なのかを紹介します。
ここで紹介するのはほぼ1話の内容です。
1話は物語の導入部分ですが、1話のネタバレといえばネタバレなのでお気を付けください。














すでに視聴済みの方は「彼方のアストラの面白かった点」まで読み飛ばしてください。
イントロダクション
宇宙への往来が当たり前になった近未来で、
9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。
宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、
予想外の事態とは……!?
宇宙旅行ができる近未来が舞台
彼方のアストラは宇宙を自由に行き来して、惑星にも気軽にいけるようになった近未来が舞台です。
宇宙船などもあります。
9人で惑星キャンプに行くことになるが‥‥
ケアード高校では、学生たちが班を組んで惑星キャンプをする恒例行事があります。
ランダムで選ばれた生徒8人と、同行することになった10歳の少女の合計9人で惑星キャンプをすることに。
しかしキャンプ中にトラブルが発生!
突然ナゾの球体が出現し、球体に触れたものは宇宙に放り出される事態に。
班の9人はどこかも分からない宇宙に散らばります。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第1話 後半
ひとまず何故か近くにあった無人の宇宙船に避難をします。
宇宙の彼方で遭難! たったひとつの帰る方法
いろいろとトラブルに見舞われつつ、ひとまず宇宙船に避難できた主人公たち。
あとは救助が来れば助かる!と思っていたら、今いる場所はとんでもなく遠い宇宙の彼方にいることが発覚(元の星から五千光年)。
救助を待つのは絶望的に‥‥。
途中パニックになったりしながらも、惑星に帰る方法を考えつきます。
近場の惑星で食料を補充、次の惑星へ‥‥といった感じで、惑星を繋いで進む方法。
5つの惑星を経由して少しずつ進んで帰ることに。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第1話 後半
はたして無事に帰ることはできるのか?
謎の球体の正体は?
なぜ彼らは宇宙に放り出されてしまったのか?














彼方のアストラの面白かった点
どんなお話なのか分かったところで、彼方のアストラの面白かった点や残念だった点を語ります(ネタバレなし)。
まとまりが良く、最終回で結末を迎える。読後感スッキリ
登場人物の良さや伏線回収の気持ちよさなど語りたいことは沢山ありますが、一番良かった点は物語のスッキリ感だと思います。
全12話で原作の完結までもっていっています。
原作ありのアニメは「俺たちの戦いはこれからだ!」という終わり方が多く、消化不良を否めない作品も多いです。
しかし彼方のアストラではしっかりと最後までやるので、読後感がとても良いです。









架空の宇宙生物や生態系が面白い!


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第2話
詳しくはネタバレになるので後述にまとめていますが、惑星で独自に発展している生態系が面白いです。
その生物の特性が後の伏線になったりなどします。
「これはこういう理由で発展したのかな?」「この生物はあの生物に似てるな‥‥」といった想像が膨らむので、筆者はこういうのが大好きです。
彼方のアストラの残念だった点
最初のほうは登場人物同士でギスギスもあります。
筆者はギスギスが苦手ですが、途中から解消されるので安心してください。
ただ、第1~4話あたりはキツめなので苦手な方は辛いかもしれません。
また、SF好きの間では「彼方のアストラはSFなのか?」という問題もあるようです。
筆者はSFは好きでも嫌いでもないので何とも言えないのですが、「SFを見たい!」と思って見るにはあまりオススメできないかもしれないです。
SFというより少年マンガっぽさのほうが強いかもしれません。
彼方のアストラがおすすめの人・向かない人
「彼方のアストラを見てみようかな?」と悩み中の方に向け、どんな人におすすめか考えてみました。
おすすめの人
- 普段はSFを見ないけど少年マンガは好きな人
- 重い設定は好きだけど、暗い雰囲気は嫌いな人
- 物語の伏線回収が好きな人
- 最終回で物語が完結してほしい人
- 架空の宇宙生物や生態系が好きな人
向かないかもしれない人
- 登場人物がギスギスするのが苦手な人(特に序盤は多め)
- 本格的なSFを見たい人
- 笑いのツボが合わない人(ギャグのノリが少々独特)






















彼方のアストラの感想 (ネタバレあり)
ここからは ネタバレあり で彼方のアストラの感想を語ります。
ネタバレが嫌な人は「彼方のアストラの2期はある?」まで読み飛ばしてください。
彼方のアストラ 5つの謎
彼方のアストラでは、さまざまな謎があります。
筆者はアニメを3週しましたが、ややこしくて理解するのは大変でした。
謎①:なぜ宇宙で遭難したのか?
第3話でフニが「B5班に入れて一斉に殺処分」という言葉を聞いていたことが発覚。
つまりB5班は意図的に組まされ、宇宙に遭難させられていたということに。
第8話でキトリーとフニの血液型が完璧に一致しているのが分かり、血のつながりを調べるため遺伝子調査をします。
そこでキトリーとフニのDNAが同じであることが判明。
第9話でB5班は全員だれかのクローンであることが分かりました。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第9話
クローンを使い若返るつもりだったが頓挫
クローン制作者たちはクローンの体に自分の記憶を移植することで実質的に若返ることが目的でした。
ところがゲノム管理法ができてクローンは重罪になってしまったため、クローン制作者たちは彼らを宇宙で葬り去ろうとしたのです。
宇宙なら死骸も残りません。
それぞれB5班が誰のクローンなのかまとめました。
ほとんどは実の親だと思っていた人物がクローン元です。
カナタ | 凄腕のアスリートだったが、怪我をして引退したレイ・ホシジマのクローン。 トレーナーになりカナタの体を自ら鍛えていた。 若返ったら世界記録を狙うつもりだった。 |
ザック | 記憶移植の研究者ジェド・ウォーカーのクローン。 研究者の器にするため、自らザックの頭脳を鍛えていた。 |
キトリー & フニ |
医師オリーヴ・ラファエリのクローン。 情が移らないように冷たく当たり、使用人に育てさせ、医者の器にするためキトリーの頭脳を鍛えていた。 フニは臓器用だったので養子に出した。 |
ウルガー | 知りすぎて消されてしまったジャーナリスト、フィン・ツヴァイクのクローン。 ウルガーとフィンは兄弟として育つ。 クローンを作ったのは父親でケアード高校の教頭。 |
ルカ | 男女両性の肉体に生まれ変わりたかった芸術家フェリーチェ・ジェンマのクローン。 自分で育てず、養子に出した。 |
ユンファ | 有名歌手ルーシー・ラムのクローン。 ユンファが目立つことを嫌って禁じていたのは都合が悪いため。 |
アリエス | ヴィクシア王政地区の王女セイラのクローン。 セイラは反対していたが、父が勝手にクローンを作った。 |
シャルス | ヴィクシア王政地区の王ノア・ヴィクスのクローン。 遺伝子的にはアリエスは娘にあたる。 |































元々優秀な人たちのクローンであり、器のために鍛えられていた人も多いため、宇宙で遭難しても生き残れたのかもしれません。
子供らしからぬ主人公たちの優秀さにも理由がつきますね。
謎②:裏切り者はだれ?
第2話のラスト、ザックがカナタにアストラ号の通信機が意図的に壊されていたことを伝えます。
B5班にクローン抹殺の刺客が紛れ込んでいることが分かりました。
そして、第10話で刺客がシャルスであることが判明します。
シャルスは最初からクローンであることを知らされており、クローン元の王に洗脳に近い教育を施されていました。
人ではなくただの所有物、王の命令なら命も捨てろと刷り込まれます。
結果、シャルスは王の忠実な駒として育ちます。
途中から抹消計画を中断したのは、アリエスが王女のクローンであることに気付いたため。
確実にアストラに帰られる最後の惑星で抹消計画を再開、アリエス以外を消す予定でした。
ところで第2話でシャルスがキャプテンに推薦されたとき、「僕は(カナタの)右腕として働く」と言っていますが、この伏線は最終話で回収されることになります。









謎③:カナタたちの母星と隠された歴史
第8話で遭難してコールドスリープしていたポリーナ・リヴィンスカヤ(ポリ姉)を偶然カタナたちが救助、そこから地球についての謎が明かされます。
カナタたちの目指す星の姿を見えるようになって、ポリ姉は地球によく似ているけれど地球ではないことに気付きます。
カナタたちの母星は地球ではなく、惑星「アストラ」という星でした。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第9話














第1話でカナタがアストラ号に名前をつけるとき、アストラという単語に「古い言葉だと星っつー意味があるのか‥‥」と言っていますが、これはカナタにとっては母星の「惑星アストラ」の意味合いが強かったということだと思います。
しかしカナタたちとポリ姉は同じ人間で、しゃべっている言語(英語)も同じ。
それなのに母星が違うという矛盾が出てきます。
地球とアストラの歴史
実は過去に地球は隕石が衝突し滅び、人類は惑星アストラに移住していました。
しかしカナタたちは地球の存在とアストラに移住したという事実を知りませんでした。
最初から人類はアストラに住んでいることにされています。
カナタたちの知っているアストラの歴史は偽の歴史であり、本当の歴史は隠されていました。
歴史を捏造した理由は後述の人工ワームホールの存在を隠すため。
人工ワームホールが存在しないと星の移住は不可能なので、人工ワームホールを封印するためには「星の移住そのものがなかった」ことにしなければいけなかったのです。
歴史の推移は大変ややこしいので、地球とアストラの歴史は公式サイトの第12話の下にある「物語年表」をご覧ください。
謎④:突如あらわれた球体の正体
光の玉は「人工ワームホール」という名称でした。
地球とアストラ間の五千光年を一瞬で移動できるゲートのようなものです。
地球からアストラに移住する際に使われていました。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第1話 前半
人工ワームホールは本来移住用のアイテムですが、悪用もできます。
人々は移住先のアストラの領土を奪い合いを始め、人工ワームホールを悪用し争います。
結果、地球の人口は半分になってしまいました。
人類は二度と同じことを起こさないため、民族・宗教・国・武器など争いの種を抹消した「世界統一政府」を樹立して世界を統一。
悪用の危険がある人工ワームホール自体の存在をなかったことにするため、アストラへの移住そのものを隠すことに決定。
アストラ領土争いの被害を架空の第三次世界大戦があったということにして、偽りの歴史を事実として定着させます。
謎⑤:ヴィクシア王政地区とは? 王族の秘密
ヴィクシア王政地区はアストラの隠された歴史の秘密を守るために作られた場所でした。
王族は代々星の秘密を引き継いでいます。
そのため王のクローンであるシャルスも隠された歴史を知っていたのでした。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第12話 前半
ヴィクシアは元々、人工ワームホールを製造していた会社でした。
人工ワームホールを作った功績から、ヴィクシアは唯一アストラに国を作ることを許されます。














人工ワームホールは永久封印することになったのですが、王族はこっそりと人工ワームホールを保管。
クローン暗殺計画に使われました。
最終話では正しい歴史が広まったことで人工ワームホールも知られるように。
どうやら人工ワームホールは本来の有効的な使い方をされているみたいです。








アストラ号の船員 その後
最終回では、成長したB5班が出てきます。
それぞれ夢を叶えている感じですね。
ザックリとその後をまとめました。
フニシア | 学生 ※多分ケアード高校 |
ポリ姉 | 先生 ※多分ケアード高校 |
ユンファ | 歌手 |
ウルガー | ジャーナリスト |
キトリー | ザックと結婚 |
アリエス | カナタと婚約 |
シャルス | ヴィクシア王政地区の王様 |
ルカ | 不明 |
カナタ | 本で稼いだお金でアストラ号を買い取り、宇宙探検へ |
ザック (とシャルス) | カナタの船で宇宙探検に出発 |
見た目が一番変わったのはフニシアとキトリーでしょうか?
フニは見事にキトリーと瓜二つになりました。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第12話 後半
↑ 左がポリ姉、右がフニ
キトリーは成長したというより、化粧や髪型の問題で変わっているように見えます。
コンサート用におめかししているからでしょうね。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第12話 後半
↑ 真ん中がキトリー、右がルカ、左はモブ
男性陣はあまり変わった感じはしません。
ルカは相変わらず中世的です。
彼方のアストラに出てくる惑星
筆者が彼方のアストラで一番興味深かったのは「架空の惑星とその生態系」でした。
こういった仮想生物の仕組みなどは見ていて面白いです。
彼方のアストラに出てくる惑星と特徴をまとめてみました。
ちなみにWikipediaによると惑星の名前はアナグラムになっているようなので、ここで一緒に紹介します。
※アナグラム … 並べ替えると別の意味の単語になる。
惑星マクパ(第1話)


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第1話 前半
↑ 岩が多く、グランドキャニオンっぽい
カナタたちが惑星キャンプにいった星。
すぐに宇宙に遭難したのでどんな星か分かりませんが、学生キャンプに使われるくらいなので多分豊かで危険の少ない惑星なのでしょう。
マクパ(MCPA)を並べ替えるとキャンプ(CAMP)。
惑星ヴィラヴァース(第2話)
アストラ号が降り立った1つ目の惑星。
ヴィラヴァース(VILAVURS)を並べ替えるとサバイバル(SURVIVAL)。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第2話
↑ 他のシーンではラフレシアのような花も
- かなり自然が豊かで水も食料も豊富だが、危険な生物も多い。
- 植物は維管束が発達した個体群が多い。
- 「トランポリンの木」:
昼間はトランポリンのようにぼよんぼよんの植物。夕方になると日光を求め変形、上に伸びる。フニが乗っているときに上に伸びてしまう。 - 「ドラポン」:
竜っぽい空を飛ぶ獰猛な生物。肉は美味しい。フニを襲う。 - 重い果実ごと飛ばせるようにパラシュートのような植物がある。キトリーの機転で、落ちそうになったカナタの命を助ける。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第2話
↑ ドラポン。かっこいい!














惑星シャムーア(第4~5話)
2つ目の惑星。
シャムーア(SHUMMOOR)を並べ替えるとマッシュルーム(MUSHROOM)できのこ。
英語ではマッシュルームは食用きのこ全般を表します。
日本でマッシュルームとされるきのこはツクリタケという種類です。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第4話
↑ グルッピー。船員はサボテンを背負っています。
- 重力0.85G、少し地球より重力が弱い(地球は9.8G程度らしい)。
- 菌類(きのこ)が生態系の頂点。もふもふ苔が地面を覆っているところも。草食動物がほとんど。
- サボテンらしき植物から水が採れる。
- 「キャンディ・プラント」:
ものすごく美味しいが、異常に鮮度が落ちやすい。枯れると臭い。 - 「グルッピー」:
ダチョウっぽい生物。人懐っこく意思疎通もできる。義理堅く、恩は忘れない。背中に乗れる。食用には向かない。ユンファとカナタを助けたグルッピーは、後にカナタを助ける。 - 「ポールツリー」:
星の支配者。毒性の胞子を散布、死骸を養分にする。動物が死に過ぎないように調整するため、根本には解毒剤となる薬きのこが生える。食用になる。






















惑星アリスペード(第5~6話)
3つ目の惑星。
アリスペード(ARISPADE)を並べ替えるとパラダイス(PARADISE)で天国・楽園。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第5話
↑ 観光地なら大人気になりそうな雰囲気
- 水で覆われた惑星。陸地が少ない。水も食料も豊富。フルーツたくさん。
- 平和で危険な生き物はいない。すべての生物が単為生殖(クローン)。オスが存在しない。
- 地震による津波が起きやすい。そのため陸上生物はいない(魚や鳥ばかり)。






















惑星イクリス(第7~8話)
4つ目の惑星。
イクリス(ICRISS)を並べ替えるとクライシス(CRISIS)で危機。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第8話
↑ 植物とは思えない俊敏な動き
- 恒星を回る公転周期と自転周期が同じなので、半分は陽が沈まず、半分は陽が当たらない。灼熱と極寒で地獄のような過酷な環境。中途半端に陽があたるベルト地帯のみ生物が存在する。突風も吹く。
- 食虫植物が猛威を振るっている。
- 電気を発して飛行動物を捕食する植物。
- 動く飛行物体に反応し捕まえる植物。ものすごい力を持つ。アストラ号を壊した。
- 心臓に似た器官をもっており、移動できる植物。陽が届かなくなると一時的に活動停止する。黒い布などで陽を遮ると動きを止めることができる。食べられる。
- 地面に潜り獲物をトゲで刺して捕食する植物。ムチのようなツルで攻撃してくる。ポリ姉の乗組員はこの植物にやられた。






















惑星ガレム(第10~12話前半)
5つ目の惑星。
ガレム(GALEM)を並べ替えるとグリーム(GLEAM)で微光・ひらめき・きらめき。
刺客が発覚するヒラメキ、そして絆がうまれるキラメキも表しているのかもしれません。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第10話
↑ 観光地として人気でそうな惑星その2
- 自然が豊か。水も食料も簡単。
- 発光する物が多い。
- 発光する宝石のような鉱物。
- 蛍のようなふわふわと漂う物体。
- チョウチンアンコウとカエルを合体したような発光できるカエル。
- 洞窟は発光植物がいるため明るい。
- イガイガーンに襲われ、そのときにダルダルクラゲの触手が役に立ったらしいが、詳細は不明。
- 「ムラサキマンダラ」:花が臭いらしい。































「彼方のアストラ」という作品名に込められた意味
このアニメは「“彼方”の“アストラ”」という作品名ですが、このタイトル名にも色々な意味が含まれています。
- リーダーになる登場人物の名前が“カナタ”
- 宇宙の“彼方”で遭難
- 宇宙船の名前「“アストラ”号」
- カナタたちの母星“アストラ”
- カナタが執筆した本の題名が「彼方のアストラ」
- 最終回、“アストラ”号で”カナタ”たちは宇宙の“彼方”に冒険に出かける
筆者が2週目をして気付いたのはこれくらいですが、恐らく他にも意味は込められていると思います。
度々出てくる「繋ぐ」というキーワード
彼方のアストラを何回か見ていると、何度も「繋ぐ」シーンが出ていることに気付きました。
筆者が気付いたのはこれだけですが、他にもたくさんあると思います。
- カナタは過去の遭難で先生の手を繋ぎ損ねる
- 手を繋いでアリエスを助ける(第1話)
- お互い自己紹介しながら手を繋ぐ(第1話)
- 惑星を繋いで進む(第1話)
- アストラ号で予備発電機に重力制御装置にケーブルを繋ぐ(第3話)
- 津波に流され、ルカがウルガーの手を掴む(第6話)











画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第1話 後半
エンディングの映像が変わる
筆者はあまりエンディングをしっかり見ないので途中まで気付いていませんでしたが、彼方のアストラはエンディングの写真が変わります。
第12話の前半で写真が映るシーンがあったので、このときの写真がエンディングに出てきていたのかもしれません。


画像の出典元:© 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
第12話 前半
彼方のアストラの2期はある?
彼方のアストラの原作は少年ジャンプ+で連載しており、完結済みです。
全5巻ですが、アニメでは全巻まですべて放送しています。
つまり続編があるとしたら、外伝やスピンオフ作品など、また別の物語になると思います。














彼方のアストラを見れる動画配信サービス
彼方のアストラは動画配信サービスで全12話を見ることができます。
その中でもおすすめは「dアニメストア」「Amazonプライム」「U-NEXT」の3つ。
サービス名 | 月額利用料 | 特徴 |
dアニメストア | 31日間 無料 400円/月 |
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Amazonプライム | 30日間 無料 455円/月 |
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U-NEXT | 31日間 無料 1,990円/月 |
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※すべて税抜表記
※無料期間は初回のみ
※配信状況の最新情報は各公式をご確認ください
箇条書きでおすすめの動画配信サービスをまとめました。
- 安い&アニメ以外は見ない:dアニメストア
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- 映画やドラマなどいろいろ楽しみたい:U-NEXT









彼方のアストラ 感想まとめ
2019年夏アニメ「彼方のアストラ」についての感想を語りました。
伏線回収が鮮やか、作画もキレイ、しっかり完結するなど、とてもバランスに優れたアニメです。
彼方のアストラを見視聴の方は、ぜひ動画配信サービスなどを使って見てみてください!
12話でここまでキレイに話がまとまっている深夜アニメはなかなかありません。
すでに視聴済みの方も、2週目だといろいろ発見があって面白いですよ。
ほかの同時期に放送開始した夏アニメや、2019年の面白い深夜アニメを知りたい方はこちらのページも参考にしてくださいね。








